空き家活用
2020/04/14
空き家問題
空き家利用
建設業界もコロナの影響で仕事が減少している今日この頃。
新しい事業やアイディアを考える時間ができたと前向きに考えております。
新しい事業として取得した空き家活用コーディネーターの資格。
今回は空き家活用についてご紹介したいと思います。
空き家問題の現状
まずはじめに空き家問題の現状について簡単に説明すると
総務省統計局 平成30年の調査住宅・土地統計調査 特別集計では、全国の空き家率は13.6%になり過去最高になりました。
内閣府 平成29年版高齢社会白書にでは、空き家予備軍となる世帯(高齢者の単身世帯、高齢者を含む夫婦のみ世帯)とくに、高齢者の単身世帯数は25年間で271万世帯も増えると予測され、空き家になりやすい単身世帯が最も多い構成になると予測されています。
こうした人口と世帯の推計から、このままでは空き家の増加は避けられないのがわかります。
空き家問題見る解決策の提案
空き家のままにしておくと次のような問題があります。
1.管理しておかないと近隣クレームや犯罪等のリスクが高くなる。(犯罪の温床)
2.所有しているだけで税金がかかる。(固定資産税、都市計画税)
3.放置して「特定空き家」に認定されると税金が最大6倍になる。
この様な問題に対し、収入や資産価値を高める提案を行います。
具体的な事業
当社のリフォーム事業とクリーニング事業でのノウハウを生かし、お客様のニーズに合わせて様々なご提案を行えるよう模索している段階ですが、具体的な事として
1.定期的な見回りや清掃等の管理。
近隣クレームや犯罪の温床になることを防ぎます。必要であれば除草やゴミの撤去等清掃も行います。
2.そのまま修繕して貸し出す。
リフォーム済み賃貸住宅として貸し出せるように、内装や設備等の使用感のある部分のみ修繕を行います。
3.リノベーションして貸し出す。(転用)
最低限の修繕程度では貸し出せない場合、構造躯体をそのまま利用しコストを抑え、建替えたかのような改修を行います。戸建貸家、賃貸アパートやシェアハウス、店舗等、貸し出しの選択肢が増え、立地や計画次第では大きく収益化することも可能です。
4.解体して土地活用する。
投資額を抑えて短期回収できるものへ(駐車場、トランクルーム等)、土地の立地特性を生かした、地域住人への貢献度の高い土地活用(店舗、開業希望医への紹介等)
5.売却する。
現金化して金融投資等に利用する。
といった事をまだ考えている段階ではありますが
地域が盛り上がるような仕事ができたらと思っています。